姫路市が産業観光の魅力を発信するモニターツアーで、工場夜景のクルージングとバスによるスポットめぐりです。
http://www.city.himeji.lg.jp/koho/press/_23638/_24889/_25121.html
6月29日の募集開始直後から申し込みが殺到し、わずか30分で80人の定員に達したという驚くべき人気のツアー
小林哲朗さんという方をご存知ですか? 兵庫県出身・尼崎市在住で、工場や巨大建築物等を中心に撮影し、「廃墟ディスカバリー」や「工場ディスカバリー」などの写真集を出版されています。
今回のツアーはその小林さんお勧めの工場夜景をめぐるツアーでした。
18時半に姫路駅を出発し、バスで一路、飾磨港へ。
そこから船に乗り、ダイセル化学網干工場や日本触媒姫路製造所、新日鉄広畑製鉄所などの工場夜景を海上から。
しかし60人乗りの船はひどく揺れ、
重油のにおいが鼻につき、わずか30分程度で船酔いにせっかくの夜景はほとんど船窓から眺めてました
でも、バスに戻りしばらくで船酔いは治り、そのあとは快適かつ美しい夜景をめぐることができました
やはりダイセル化学網干工場や日本触媒姫路製造所、あぼしエコパークなどを今度は陸から楽しみます。
工場夜景ってどこでもいいわけではないんですって。 製造工程上、ひときわ明るく照明を必要とする化学工場というわけで、ダイセル化学や日本触媒などがお勧めで、一方、貯蔵がメインの関電火力発電所や大阪ガスなどはそれほどではないんだそうです。
だから全国的にも、神奈川県の川崎とか岡山県の水島など、工場夜景が美しいところは限られているそうです。
大阪府堺市では、『堺市Walker2011』とコラボで泉北臨海工業地帯の夜景をこう紹介しています。
工場夜景を楽しむのに欠かせないのがカメラ
しかも「ISOは○○程度で」「しぼりは××程度で」「シャッター時間は△秒くらいで」など結構本格的
私も、同行してくださった市役所の担当の方に教えていただきながら、デジタルコンパクトカメラなりにISOやシャッタースピードを調整し、最後にはまぁまぁ近未来都市のような工場夜景を撮影できました
(before and afterがご覧いただけるかと思います…)
工場萌え〜というか、本当にきれいでしたよ