前記事で「淡路島牛丼」を書きましたが,会議のことも少しだけ…。
会議テーマは,サブカルとは無関係なのですが…。
2010年03月12日
2009年10月01日
ガンダム愛して27年、サラリーマン(34歳)
From con
サブカル好きな人って、どんな人でしょう?
前回はポケモン大好き小学生でしたが、
この子はまあ、どこでもいそうな小学生。
今回はガンダムを熱愛するサラリーマンです。
かくいう私も小学生時代にはガンダム、
というよりガンプラ(ガンダムのプラモデル)にははまりました。というか、周囲の殆どの子ははまっていたと思います。
当時、『プラモ狂四郎』なんていう今風に言うと仮想空間上で、
その漫画に基づいてガンプラの改造なんかやっていました。
それだけプラモデルが子供の遊びの中心を占める時代があったと思うんですが、
ファミコンが出てきていつの間にやら、中心ではなくなったようですね。
私も、いつの間にか卒業していました。
そのガンダムを30歳を越えても熱愛している御仁がおられます。
神戸市内に通勤するサラリーマンで、既婚者、ガン太さん(仮名、34歳)。
ガンダムをこよなく愛するサブカルな人の実態とは……?
ガンダム愛して27年のガン太さん(仮名)が
ガンダムにはまったのは、小学2年生のこと。
当時劇場公開されていたガンダム映画
「機動戦士ガンダムV めぐりあい宇宙(そら)編」を、
お母さんに連れられて、お兄さんと3人で見に行ってから。
出ているロボット(モビルスーツという)が
「とにかく、カッコよかった (*^_^*)」。
ガン太さんははガンプラをさっそく買いに行き、
初めて買ったのは、「RX-78ガンダム」。
お兄さんとプラ戦(=プラモデルで戦争)をしたという。
今は亡きレーザーディスクで
テレビ版や映画版のガンダムアニメを繰り返し見たり、
ガン太さんが一番はまったのはガンプラ作り。
最盛期はアルバイト代がつぎ込めるようになった大学時代。
月2万円程度をガンダムへの愛情に注ぎ込み、
多い月は4〜5万円も費やしたとのこと。
ちなみに、今、自宅の天井裏にガンプラが
↓これぐらいあるそうですが、
自室の押し入れに入りきれず、保管場所に困ったとのこと。
ちなみに現在のコレクションは………
ガンプラ:20体ぐらい(4千円〜3万円ぐらいのもの)
DVD:100枚ぐらい(昔買ったLDやレンタルビデオからの複写も含む)テレビゲーム:20本ぐらい(プレステーション2等)
自慢のガンプラは、「ガンダムGP03デンドロビウム」。
ガンダム(前の小さいの)と武装コンテナ(後ろの大きいの)1セットで、
その金額、な、なんと、3万円也!!(>_<)
ガン太さんによれば、ガンダムの良さとは、
ガンプラが次々と発売されて作るのが楽しかったことと、
「従来のロボットアニメのように
勧善懲悪的なはっきりとした悪役がいるわけではなく、
それぞれの立場や心理描写が描かれたストーリー性に
共感できるところがあるから」。
そんなガン太さんも現在は2児の父 (^o^)。
住宅ローンも抱え、小遣いも減らされ、
さすがに高額なガンプラを買うことも出来ず、
今では家族が寝静まった深夜に、昔買ったガンダムのゲームをやるぐらい。
お台場に建設された等身大ガンダム(撤去済)がどこかに再現されたら、
子供を連れて見に行きたいが、「2人とも女の子なので、興味ないかなあ〜」。とりあえず、元町に出来たというガンダムバーに行ってみたいとのこと。
→http://hyogotsucool.seesaa.net/article/127446770.html
なお、ガン太さんの奥様(36歳)は夫の趣味には無関心。
奥様曰く、
「3万円のプラモデルって聞くと、『アホか!』と思いますが、
2009年09月29日
ポケモン大好き小学生!
From con
サブカル好きな人って、どんな人?
そんな企画の予告をしてから10日以上。
→http://hyogotsucool.seesaa.net/category/7048665-1.html
意外に取材に手間取りました。
今回は、軽めの、ポケモン大好き小学生(7歳)です。
お母さん(39歳)から話を聴き取りました。
ちなみに、ポケモンことポケットモンスターは
言わずと知れた日本が世界に誇るコンテンツです。
まだ知らないあなたは詳しくはウィキの情報なんかを読んでほしいですが、
たとえば、産経新聞のこの記事など
→http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090810/biz0908102035017-n1.htm
このポケモンを支持するサブカルな人とは……?
このポケモン大好きの少年↓
ポケモンが好きになったのは、保育所で流行っていたから。
いまでは学校に持って行く
筆箱も箸箱も歯ブラシも下敷きも全部ポケモン。
私が子供の頃はキャラクターグッズは高くて買ってくれませんでしたが、
お母さん曰く、いまはそれほど高くないということ。
また、キャラクターグッズ入りは他の子がうらやましがるから
学校では禁止なんてこともありましたが(確か)
いまでは授業で配られる算数のドリル帳なんかも
ポケモンの絵柄入りということ。
まさに国を挙げてのコンテンツ振興です。
毎週木曜日晩と日曜日朝に放映されるポケモンのテレビアニメは
欠かさず見ているとのこと。
お母さんが感心するのはゲームやカードやその他の商品が
定期的に出されていくこと。
毎年夏には必ずポケモン映画をやっています。
ポケ雄君(仮名)ももちろん見に行っています。
お母さんがビックリしたのは、専門の雑誌まで出版されていること!
「ポケモンファン」といって季刊誌のようです。
ポケ雄君は喜んで買って読んでいるらしいです。
ポケ雄君の机の上ですが↓
雑誌の付録に付いていたポケモンの紙製筆立て
ポケモンの全部のキャラクターが載っているという図鑑
ポケモンの漫画
ポケ雄君が特にはまっているのがポケモンカードゲームです。
放課後、友達が校庭に持ってきていて、一緒に遊びだしてはまったとのこと。
持っているカードを友達と交換したり、
カードゲームで遊ぶのが楽しいそうです。
ポケ雄君が気に入っているのが、このカード↓
生命力、技などが書いてあって、
カード同士で闘い(カードバトルというらしい)ができます。
3段階に進化していくのがポケモンの特徴で、
まあ、GOOD→BETTER→BESTみたいなもんらしく、
ポケ雄君のお気に入りのカードもこの3枚のように進化します。
そのほかにレベルXとかいろいろあるらしいですが、以下省略。
バトルの方法は結構複雑らしく、お母さんも知らないそうで、
ポケ雄君の友達もほとんど理解できていないらしく、
そのため、最近はみんな飽きて、ポケ雄君みたいに
まだ熱心に集めている子は減ったとのこと。
仕方なく、ポケ雄君は時々お父さんとカードバトルをやっているそうです。
お父さんとごく稀に
「西館」のイエローサブマリンにカードを買いに行くそうです。
→http://hyogotsucool.seesaa.net/article/127789113.html
というのは通常は中身がわからない袋入りのもの(11枚入り)を
315円で買うのですが、イエローサブマリンでは、
ばら売りで欲しいカードが(あれば)買えるから良いと言うことです。
月250円のお小遣いを貯めて買ったり、
クリスマスや誕生日プレゼントもポケモンカードを所望し、
そのほかお祖母さんにねだったり……
これがポケ雄君自慢のカードコレクションです↓
その数、約300枚!!
ポケ雄君も日本のコンテンツ振興に寄与してます。
(しなくていいとお母さんは言ってますが)
ちなみに、ポケモンカードゲームの本も出ているそうな。
そんなポケ雄君は野球も大好きで、
将来の夢はプロ野球選手になること。
私が小さい頃も、駄菓子屋でメンコを買っていましたが、
確か、アニメとか、野球選手の写真が絵柄になっていて、
それを集めたり、交換したりしてました。
メンコ勝負してとったりとられたりもしていましたけど、
そんな感じでしょうか。
ポケモンの方がもっと大がかりに組織的のようですが。
日本のアニメや漫画、ゲームなどなどのコンテンツは、
もちろん、オタクのような人にも支えられているのでしょうが、
それ以上にこういった普通の子の収集癖に支えられているのでしょうね。
次回はガンダム好き30代、
または鉄道模型好き30代を行きたいと思いますが…… (つづく)