開催中の上海万博では,日本産業館や日本館は行列になる程だとか。『涼宮ハルヒ』の映像が日本ポップカルチャー紹介で出ていたよ,とは開幕早々のGWに行った課員の報告。
兵庫県の紹介コーナーもあるそうで,特に今は「ひょうごウィーク」(2010.07.10-07.18)中です。
さて,本稿では,世界で「兵庫県」を大いに知ってもらうために,「涼宮ハルヒ」等のアニメ・マンガのコンテンツを活用することについて考えてみる,という談……です。
なお,いくつかの事柄をあげるだけで,研究論文のような厳密な論証を展開しないことを,前もってお断りしておきます。
まず,海外でのアニメ人気 ― 特に『涼宮ハルヒ』について ― を見ておきます。
アニメに関心ない人は「本当にそうなの?」でしょうか。アニメに関心ある人も多くは「多分そうらしい…」程度かもしれません。
1.世界では…
櫻井孝昌氏(コンテンツメディアプロデューサー)が著された新書2冊を参考文献に。
関心のある方は一読をおすすめします。
[1] 「アニメ文化外交」 (2009年05月刊)
[2] 「日本はアニメで再興する」 (2010年04月刊)

この2冊より,「涼宮ハルヒ」の人気ぶりの記述を引用します。