From NV1
先週(7月最終週)の1週間,業務研修で東京出張でした。最寄駅は西武鉄道で埼玉県に近いです。
そこで,『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。(あの花)』の舞台探訪してきました。先進事例の自主調査です…。
(参考)あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 アニメ公式サイト http://www.anohana.jp/
作品舞台である秩父市では,既に作品放映中から連動して地域アピールされており,放映終了後の7月23日(火)〜9月11日(日)までの51日間,「アニメ『あの花』in 秩父キャンペーン」が実施されています。
(内容)
(1)聖地巡礼マップ「めんまのおねがいさがし in ちちぶ 舞台探訪」の配布
(2)聖地七夕イベント「『超平和バスターズ』の願いよ届け!」
(3)聖地巡礼イベント「『あの花』聖地巡礼〜めんまの願いを叶えよう〜」
(参考)西武鉄道 ニュースリリース 2011/07/12 アニメ「あの花」 in 秩父キャンペーン開催
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/index.html
新大阪駅から西武秩父駅まで,新幹線のぞみ号〜山手線〜西武特急レッドアロー号で4時間半ちょうどです。途中の飯能駅のスイッチバックあたりから気分が高まってきます。
西武秩父駅の特急改札口からバナーが目に入ります。商店筋など駅付近のまちなかにいっぱいです。
(C)ANOHANA PROJECT
早速に聖地巡礼マップを入手して,それを頼りに駅から歩ける範囲(西武秩父/御花畑駅〜旧秩父橋)を回りました。マップには作品場面(キャプチャ画像)がふんだんに使われており,実際の場所がそのままある!ので楽しいです。途中で何度か,マップを手に舞台探訪している人とすれ違いました。
秩父観光情報館,秩父ふるさと館,ほっとすぽっと秩父館には,「あの花コーナー」があり,記入用の七夕短冊が置かれてます。「あの花ノート」(雑記帳)も置いてあります。
七夕短冊の回収場所は,ほっとすぽっと秩父館です。
短冊を提出すると,参加記念品の「あの花」クリアファイル(先着1,000名限定)がもらえました。
短冊はもちろん,アニメ公式サイトにある「めんまフォント」です。にしきた七夕まつり(涼宮ハルヒシリーズの珈琲屋ドリーム)で作成したものを,本場で流用してみました。
ほかにも,みやげ店,ラーメン店,書店などで「あの花」関連のグッズ販売やディスプレイが見られました。5人が使っていたカップと,めんまが5人にあてた最後のメモが置かれていたところも。秩父ふるさと館・カフェまいんの「めんまの蒸しパン」小豆だけで,レーズン売り切れでした。
あの花コーナーがある施設の人だけでなく,地元の人々も親切で優しかったのも好印象です。けやき公園(定林寺横)では逆方向から入ると,舞台は向こうと教えていただきました。作品自体の良さ,それを活かす地域の魅力,実際の地元の取組,作品関係者の協力等がうまく整っている感じは非常にうらやましすぎる!限りです。
ただし,こうして今回の取り組みがうまく進展しているのは,これまでに関係者がアニメを活かした活動をしてきたこと等がある!のをおさえておくべきかとも思います。
- 「秩父アニメツーリズム委員会」は,1年前の2010年7月に組織,会長は秩父市長
http://www.city.chichibu.lg.jp/item5528 - 昨年の同時期に,「銀河鉄道999 in 秩父」を開催
西武鉄道ニュースリリース 2010/07/16 「銀河鉄道999 in 秩父」開催
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2010/index.html
埼玉県秩父地域振興センターのふるさと創造資金の補助金交付もあり
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/tikisinko/souzousikintitibu.html - 地元有志による,秩父『あのはな』委員会
http://twilog.org/anohana_iinkai - 西武鉄道の沿線誌で,アニメのふるさと環境マガジン『アニッコ(Anime&Eco)』
2008年12月に創刊された子ども向けの環境マガジン。アニメキャラクターが沿線地域の環境の取り組み等を紹介しており,次号Vol.11は西武秩父編です。
西武鉄道ニュースリリース 2011/05/30 「アニッコVol.10」発行
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2011/index.html
ほっとすぽっと秩父館前:
秩父札所17番定林寺:
けやき公園(定林寺横):
旧秩父橋:
以 上