2010年01月18日

本田透「ライトノベルの楽しい書き方」(その1)

From NV1

今回は,兵庫県を舞台モデル(聖地)とする作品ではなく,兵庫県出身の作家によって創り出された作品を紹介。

本田透(ほんだ とおる,男性)氏のライトノベル作品『ライトノベルの楽しい書き方』(既刊5巻,以下続刊)です。カメラ
> 本作は、変化球作家だった作者にとって初の王道学園ラブコメです。[1巻 P.266 あとがき]
2010年に実写映画化されます。…議論はあるかもしれませんが…。たらーっ(汗)

100115本田透・ライトノベルの楽しい書き方・既刊1-4巻.jpg


作品名からすると,「ライトノベルを書くための技術指導書」かとも思われますが,「ライトノベル:イラストが入っている小説」です。
ヒロインの職業が「女子高生ライトノベル作家」で,「学園ラブコメ」に「お仕事もの」な作品です。
最近の「ライトノベル作家」を題材にしたライトノベル作品のさきがけだそうです。


舞台は,
> 海と山に挟まれた関東の地方都市(港町) 戸来(へらい)市
> カレー発祥の地とのことで,「家庭カレー」で町おこし
> 東京から電車で1時間ちょっと
> 駅前に,全国展開のアニメ・コミック専門店「どらめいーず」の店舗がある
ということで,兵庫県とは関係ありませんが,


主人公(男子高校生)の実家がカレー屋で,看板メニューは,「家庭風カレー」のほかに,「スジコンぼっかけカレー」であり,
> ちなみにスジコンとは「牛すじ」と「こんにゃく」を煮た神戸名物のおかずで、
> ぼっかけとはスジコンをぶっかけたメニューのことである。
[2巻 PP.56-57]
ほとんどの巻のどこかで,兵庫県の味「スジコンぼっかけカレー」が出ています。ぴかぴか(新しい)


1巻を読んですぐに,私の知る限りの作者像(二次元への愛)から,楽しんで伸び伸びと書かれているな,と感じました。
> このシリーズは作者が好きなものばかりを詰めこむという楽しい作品 [2巻 P.238 あとがき]
というのも,うなずけます。


さて,今月(2010年01月)の新刊,5巻です。カメラ
表紙は,センタープラザ西館にも店舗があるチェーン店の限定版で,タイトル文字は小さく・人物の肌の露出は多めとなっています。また,文庫の右は,同チェーン店フェアの2010年版卓上カレンダーに収められているものです。

100115本田透・ライトノベルの楽しい書き方・新刊5巻.jpg

5巻は,「家電」「フィギュア」「執事喫茶」等々と,サブカルチャーなものが僅かながら多めでしょうか。
また,作中でヒロインが執筆する「蒼色海月党」(ブルージェリーフィッシュクラブ)の世界を「作中作」で描くという,新たな試みをされています。
このため,
> ・・・、この5巻はけっこうな難産になりました。
> ・・・、『ラノたの』始まって以来の苦闘となってしまったのです。
[5巻 P.280 あとがき]
と述べられています。


作者は,最近ライトノベル作家や評論・エッセイ等が主のようですが,これまでの作者の活動などを知っている方なら,更に作品を楽しめるのではないかと思います。
次回は,そのあたりを記事にする予定です。


(参考)
 映画「ライトノベルの楽しい書き方」公式サイト
  http://ranobe.jp/
 本田透氏 本人サイト webしろはた
  http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/
 桐野霞氏 ブログ a haze of illusion
  http://pixiv.cc/kirinokasumu/

 GA文庫:「ライトノベルの楽しい書き方」 INDEX
  http://ga.sbcr.jp/novel/lightnovel/index.html

 続編:本田透「ライトノベルの楽しい書き方」(その2)
  http://hyogotsucool.seesaa.net/article/138700993.html 

(書籍データ)
 ライトノベルの楽しい書き方/GA文庫(ソフトバンククリエイティブ)
 著者/本田 透(ほんだ とおる)  イラスト/桐野 霞(きりの かすむ)
  1巻 2008年2月29日初版第一刷発行 ISBN 978-4-7973-4555-1
  2巻 2008年5月31日初版第一刷発行 ISBN 978-4-7973-4850-7
  3巻 2009年2月28日初版第一刷発行 ISBN 978-4-7973-4973-3
  4巻 2009年9月30日初版第一刷発行 ISBN 978-4-7973-5592-5
  5巻 2010年1月31日初版第一刷発行 ISBN 978-4-7973-5745-5

posted by NV1 at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 創る人・作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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