From con
サブカル好きな人って、どんな人でしょう?
前回はポケモン大好き小学生でしたが、
この子はまあ、どこでもいそうな小学生。
今回はガンダムを熱愛するサラリーマンです。
かくいう私も小学生時代にはガンダム、
というよりガンプラ(ガンダムのプラモデル)にははまりました。というか、周囲の殆どの子ははまっていたと思います。
当時、『プラモ狂四郎』なんていう今風に言うと仮想空間上で、
その漫画に基づいてガンプラの改造なんかやっていました。
それだけプラモデルが子供の遊びの中心を占める時代があったと思うんですが、
ファミコンが出てきていつの間にやら、中心ではなくなったようですね。
私も、いつの間にか卒業していました。
そのガンダムを30歳を越えても熱愛している御仁がおられます。
神戸市内に通勤するサラリーマンで、既婚者、ガン太さん(仮名、34歳)。
ガンダムをこよなく愛するサブカルな人の実態とは……?
ガンダム愛して27年のガン太さん(仮名)が
ガンダムにはまったのは、小学2年生のこと。
当時劇場公開されていたガンダム映画
「機動戦士ガンダムV めぐりあい宇宙(そら)編」を、
お母さんに連れられて、お兄さんと3人で見に行ってから。
出ているロボット(モビルスーツという)が
「とにかく、カッコよかった (*^_^*)」。
ガン太さんははガンプラをさっそく買いに行き、
初めて買ったのは、「RX-78ガンダム」。
お兄さんとプラ戦(=プラモデルで戦争)をしたという。
今は亡きレーザーディスクで
テレビ版や映画版のガンダムアニメを繰り返し見たり、
ガン太さんが一番はまったのはガンプラ作り。
最盛期はアルバイト代がつぎ込めるようになった大学時代。
月2万円程度をガンダムへの愛情に注ぎ込み、
多い月は4〜5万円も費やしたとのこと。
ちなみに、今、自宅の天井裏にガンプラが
↓これぐらいあるそうですが、
自室の押し入れに入りきれず、保管場所に困ったとのこと。
ちなみに現在のコレクションは………
ガンプラ:20体ぐらい(4千円〜3万円ぐらいのもの)
DVD:100枚ぐらい(昔買ったLDやレンタルビデオからの複写も含む)テレビゲーム:20本ぐらい(プレステーション2等)
自慢のガンプラは、「ガンダムGP03デンドロビウム」。
ガンダム(前の小さいの)と武装コンテナ(後ろの大きいの)1セットで、
その金額、な、なんと、3万円也!!(>_<)
ガン太さんによれば、ガンダムの良さとは、
ガンプラが次々と発売されて作るのが楽しかったことと、
「従来のロボットアニメのように
勧善懲悪的なはっきりとした悪役がいるわけではなく、
それぞれの立場や心理描写が描かれたストーリー性に
共感できるところがあるから」。
そんなガン太さんも現在は2児の父 (^o^)。
住宅ローンも抱え、小遣いも減らされ、
さすがに高額なガンプラを買うことも出来ず、
今では家族が寝静まった深夜に、昔買ったガンダムのゲームをやるぐらい。
お台場に建設された等身大ガンダム(撤去済)がどこかに再現されたら、
子供を連れて見に行きたいが、「2人とも女の子なので、興味ないかなあ〜」。とりあえず、元町に出来たというガンダムバーに行ってみたいとのこと。
→http://hyogotsucool.seesaa.net/article/127446770.html
なお、ガン太さんの奥様(36歳)は夫の趣味には無関心。
奥様曰く、
「3万円のプラモデルって聞くと、『アホか!』と思いますが、
(壽屋 新紀元社 ISBN-10:4775307592, ISBN-13:978-4775307595)