ウィキによれば、にくてんは、
しかし、ネットで「にくてん」を検索すると
高砂に「にくてん喰わん会」なる会があることを発見。
それには、
>にくてんとは、高砂流のお好み焼きのことで
>昔はお好み焼きではなく「にくてん」でありました。
>他の地域でも同じ名前があるようですが、
>一番の違いは、味付けされ煮込まれたじゃがいもが入っていることです。
>勿論歴史は古く戦時中には、こんな話をよく聞いたようです。
>「死ぬ前にもう一度あの(近所の馴染みのお店)にくてんを食べたい」と・・・・。
>昭和一桁にはもう「にくてん」があったことは解っています。
>こんな高砂の食文化を大切にして永く伝えていかなければなりません。
とあります。→http://www.winwin.ne.jp/~takasago-kanko/tkmap/specialt/niku_map.html
ところが当探検隊は新たな証言を発掘したのでありました!
或る50歳代男性(実は私の上司)が
にくてんにまつわる想い出を語ってくれました……
>姫路市飾磨に住んでいた昭和35〜36年頃の思い出。
>にくてんには、こんにゃく、ニンジン、ジャガイモなどの角切りが入っていた。
>肉は入っていないことが多かった。入っているとしたらすじ肉だった。
>値段はだいたい1枚、10円ぐらい。
>駄菓子屋併設の小さな鉄板の周りにイスが6個ほど置いてあって、
>店のおばちゃんが作ってくれた。
>子ども達がおやつに食べに行ったり、>大人も冷や飯を持って行って焼き飯を作ってもらって、
>持って帰ってにくてんと一緒に食べたりした。
……とのこと。
このような想い出話の収集も
B級グルメ探検隊としては重要な活動ですね!
ウィキや上記50歳代男性の話を総合しますと、にくてんは
少なくとも神戸から姫路ぐらいまでの広範囲に食べられていたもののようです。
「にくてん」という名称と同時に料理が普及したものか、
それとも元々あった各地の似通った料理が
「にくてん」という名称でくくられたものか、
興味があるところですね。(「お好み焼き」にも同じことが言えましょうが)
それはともかく、B級グルメがごく身近なものであることを考えれば、
本家探しはさして重要なのではなく、
それをご当地のグルメとして売り出していこうという姿勢を
まず、評価すべきなのでしょう。
ということで、
高砂が「にくてん」をご当地グルメとして
まず、高砂市のお店に探検に出かけることにするのでありました。

