館外スタッフ+調査報告者で参加です。
(参考)
前記事:2012年08月22日
ハルヒサマーフェス2012」〜聖地西宮市にて地元有志による初の展示会!〜
http://hyogotsucool.seesaa.net/article/287920257.html
関西新文化振興会 ハルヒサマーフェス2012の告知(時点更新あり)
http://knpa.info/diary/2012/d20120730.htm
会場入口に重量展示物:西宮北口駅前公園の改修前にあった時計です。
1日目・2日目共通の展示のほか,1日目は関西コンテンツツーリズム調査報告会/2日目はハルヒ聖地巡礼ツアーがメインです。
開始時すぐの来場者,甲陽園駅から徒歩での通行状況,資料の捌け方,調査報告会のピーク状況などから,1日目の来場者は100名以上はありました。調査報告会の聴講者は終日通しの人が多かったみたいです。
調査報告会のセッションは,
関西コンテンツツーリズム研究会 調査報告会 1日目
午前:
(1) 神戸夙川学院大学原一樹ゼミ学部生による卒論中間報告となる発表
午後:
(2) 神戸夙川学院大学原一樹ゼミ学部生3名による「ハルヒと西宮の風景」
(3) 神戸夙川学院大学原一樹准教授による「コンテンツツーリズムの概観」
(4) アニメ系コンテンツ活用の地域展開事例やメディア面の考察
(5) 作家・森田季節氏によるゲストスピーチ「小説における舞台設定」
特に,午後すぐの(2)と(3)は来場者の関心が高く聴講者数のピークで,教室の後部に立ち見があふれて,急遽座席を増設しました。いずれの発表でも,複数名から質問が出てました。当方のメンバーも質問してました。そういうこともあり,午後のセッションは17時予定が17時45分頃に終了となりました。
午後(4)セッションで話してきました。
発表タイトル:
「いまいち萌えない?兵庫県」
概要(配布資料の掲載文):
『涼宮ハルヒ』をはじめとする有力なアニメ系コンテンツを活用した地域振興について, 他地域に比べて進展しにくい兵庫県。「いまいち萌えない」現状や社会経済情勢の変化を踏まえて,聖地観光に捉われないサブカルチャーコンテンツによる地域振興の方策について検討する。
要は,アニメ・マンガ系コンテンツを活用した地域振興の方策についての一検討。
構成は,兵庫県庁での経過,兵庫県での萌えおこし,地域振興での活用方策の3段。
観点は,地域でのアニメ系コンテンツ活用においてツーリズム振興を基軸とすることに対する反論です。本稿の作成にあたり久々にペーパーにあたりましたが,この観点に近い論調のものがいくつか見当たり参考文献としました。
質疑で兵庫県北部のコンテンツについて出て,AIR(TV版)と但馬みえ(鉄道むすめ)しか思い付かなかったのですが,後で「いまもえ.jp」某氏に『サザエさん』があることの指摘があり,確かにそうでした。
以下,話した内容を・・・